バルド COMPETIZIONE 568 DRIVER - ゴルフクラブ試打日記。
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方向性へのこだわり 握った瞬間、ロックオン スコッティキャメロン専門店 Himawari

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2016年02月28日
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バルド COMPETIZIONE 568 DRIVER

                 
バルド COMPETIZIONE 568 DRIVER
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは BALDO COMPETIZIONE 568 DRIVER です。



CRAZY CB-50

シャフトは CRAZY CB-50 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスは7.7、シャフト重量は67g、トルクは3.2、キックポイントは中調子 です。



正面

バルドのとてもカッコいいニュードライバーです。


バルドのイメージカラーといってもいいブラックで全身が覆われています。


白いヘッドもありましたが、やはりバルドは黒がよく似合います。



側面

ディープなタイプのヘッドです。


今はシャローヘッドが全盛なので、珍しい感じがします。


しかしバルドは昔からディープなタイプも多いですし、バルドの硬派なイメージに合っているな・・・。と思いました。


挑戦意欲がかきたてられます。



ネック長さ

ネックの長さは平均的です。


こうして見ても、美しいヘッドだな・・・。と思いました。


しばらく見とれてしまいました。



オリジナル形状

バルドといえば、このデザインです。


一目でバルドと分かります。


最近は、このようなメーカーは少ないように思います。


昔はロイヤルコレクションのキャビティソールが印象的でしたが、今は色々と変わってきています。


より高性能を求めていくうえでチェンジしていくのは仕方ないことだと思いますが、できればこのように一目で分かるデザインはずっと残って欲しいと思います。


どのクラブも似たような物が増えて『没個性化』してきていると感じることもあるのですが、個性は大きな武器だと思うので、メーカーの特色が感じられたらいいな・・・。と思っています。


バルドは見た目の個性を保ちながらも、高性能を維持し続けているところが凄いな・・・。と、これまでのモデルに出会ってきて強く感じます。



ウェイト

バックフェースには、ウェイトがひとつだけ配置されていました。


専用の工具を使えば、簡単に取り外せそうです。


何gなのかな?と思い、近くで見てみたのですが、数字は刻印されていませんでした。


ウェイトを交換するタイプではなく、ずっと固定なのかもしれません。



トゥ側の凹み

トゥ側

ヒール側の凹み

ヒール側

トゥ側とヒール側には、それぞれ大きな凹みがありました。


これも、空気抵抗を減らす効果が期待できるのでしょうか?


同じような物に、これまでたくさん出会ってきました。



ディープヘッド

ディープバックタイプのヘッドです。


昔だったら『セミディープ』というところかな?と思いましたが、今はシャロータイプが圧倒的に多いので、ディープといえるような気がします。


シャローバックを好まれる方には、敷居が高そうに感じられるかもしれません。


人によって好みが分かれるところだと思いますが、こうして見ていても力強い弾道をイメージできますし、ポテンシャルの高さを感じさせます。


私は昔からディープタイプが好きですし、今のディープタイプは見た目以上に敷居が低くて親しみやすい物もあるので、昔のような気むずかしさは感じません。


メーカーの技術も年々進化しているのだと思います。



美しいフェース面

とても美しいフェース面です。


ヘッド全体が美しいですが、このフェース面がまた特に美しいです。


こういったところにも、『クラブの質感』といいますか、『高級感』が感じられます。


最後まで丁寧に仕上げられているんだな・・・。と思いました。


色々なクラブを試打していると、時にはすごく雑でチープに感じられるクラブに出会うこともあります。


例え新品のクラブでも、どこか『曇った感じ』といいますか、クリアに感じられないこともあります。


まだ全ての工程が終わっていないまま市場に出回ってしまっているのではないかな?と思えるクラブもありました。


そういった意味でも、このクラブは好感がもてました。


日本メーカーの丁寧さを、目で感じとることができます。


クラブは『球を打ってナンボ』のところがありますが、まずは目で楽しみたいと思います。



盛り上がったクラウン

クラウンの中央部分が結構盛り上がっていました。


時々、このようなドライバーを見かけます。


少しでもフェース高を高くして、弾きを良くしているのかな?と思いました。


シャロータイプのヘッドでは難しいですが、このようなディープフェースはフェースを縦に使えるので、風の強い日でも活躍してくれそうに感じます。


シャローフェースは確かにあがりやすいのですが、低く抑えたくても自動的に上がってしまうので、風の影響をモロに食らってしまうことがあり、難しく感じることが多いです。


そういったときにディープだと融通が利くので、実用的に感じます。


フェースを左右ではなく、上下に使えるクラブは魅力的です。


最近は『ディープフェース&シャローバック』のコンビが多いですが、このドライバーは『ディープフェース&ディープバック』という組み合わせです。


より力をダイレクトに伝えられそうな印象があります。



クローバーマーク

トゥ側にある、この四つ葉のクローバーのマークがとてもオシャレですし、見た目のインパクトがあります。


バルドのトレードマークといっていいでしょうか?


全体的にとてもハードそうな印象を与えますが、この四つ葉のクローバーが気持ちを和ませてくれそうです。


昔からゴルフクラブは肉食系の動物の名前が付けられていたり、デザインに組み込まれていたりすることが多いですが、この四つ葉のマークは全く違う感じがします。


しかし、それがまたいいな・・・。と思いました。


子供の頃、近所の空き地にいって四つ葉のクローバーを探して、夕方過ぎてもなかなか見つけられなかった思い出が蘇ってきました。



顔

いい顔をしています。


バルドなので、いい顔は当然ではあるのですが、こうして見ていて心が癒やされました。


全体的な形も美しいですし、程良い小顔です。


どんどんテンションが上がっていくのが、自分でもよく分かりました。



振り感

素振りをしてみても、いい感じです。


この力感溢れるヘッドと、高性能なシャフトとの組み合わせはいいな・・・。と思いました。


お互いがお互いの個性を消し合うのではなく、上手く引き出し合っているように感じられます。


『1+1=2』が普通ですが、それ以上に感じられます。


お互いの相乗効果が期待できそうです。


ヘッドとシャフトのマッチングは重要です。



構え感

ボールを前にして構えてみても、思わず笑顔になってしまうほどの構えやすさでした。


とてもリラックスして構えることができました。


すごくオープンというほどでもなく、スクエアな感じもしたのですが、逃がすイメージが強く出せました。


左へのプレッシャーが軽減されて、とても打ちやすそうに感じられました。


ロフトが10.5度だからなのかもしれませんが、フェース面がよく見えました。


できればもう少し『絶壁感』が欲しかったのですが、これは仕方ないことだと思いました。


次はもっとロフトが立ったモデルを試打してみたいと思いました。


色々なドライバーを試打していると、構えただけで、


これは飛びそうだな・・・。と思えるクラブと、そうでないクラブに出会います。


このドライバーは完全に前者です。


力強い弾道がイメージできましたし、方向性への不安も殆ど無いので、気持ち良く振っていけそうだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』はすごくいいです。


程良い柔らかさと弾き感のバランスが合っているな・・・。と思いました。


フェース面に乗るというよりは、強く弾く感じのほうが強いです。


これまでのバルドのドライバーに感じられたグッドフィーリングです。


嫌な衝撃は全く残りませんでした。



打球音

『音』は大きすぎず、小気味良い感じです。


いい感じで耳に届いてきました。


いくら強く振っても、ストレスを感じさせない音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、ロフトのせいなのか、構えるまでの印象よりも高くあがりました。


ディープタイプのヘッドですが、それほどタフさは感じませんでした。


『ライナー系』という感じはしませんでした。


しかし、ヒッター向けのドライバーであることは間違いありません。


ロフトにもよると思いますが、ある程度のHSがあったほうがいいように思います。


ただ、その敷居は決して高すぎないと思いました。


日本のメーカーらしく、私たち日本人ゴルファーのことをよく研究しているように思えました。



バックフェース
『安定性』という点では、どちらかというと正直なタイプです。


高い直進性があって曲がりにくい・・・。というタイプのドライバーではありませんでした。


打点のブレによって軌道も、そして打感や音も微妙に変わりました。


正直さをもったヘッドなので、よりシャフト選びが重要になってくるかもしれません。



飛距離性能

『飛距離性能』は、かなり優れています。


バルドらしい、ハイレベルなディスタンス性能です。


ボールを強く弾き飛ばすことに長けたドライバーです。


パワフルな弾道です。


一球目から、とてもいい感じのドローボールを打つことができました。


『逃がし顔が打たせてくれたドローボール』といったらいいでしょうか?


つかまり過ぎないで、いざとなったら逃がすイメージが出せたからこそ、気持ち良くフィニッシュまで振り切ることができ、それがいい感じのドローボールになったように思います。


『安心感が与えてくれたドローボール』といったところでしょうか?


『被り顔』では打ちづらい弾道だな・・・。と思いました。


フェースが被っていると、『つかまる』というよりは『引っ掛かる』『つかまり過ぎる』という思いが強くなって、どこか小手先で細工をしたり、合わせにいってしまったりすることも多くなります。


方向性ばかり気になってしまいます。


結果、いい感じの球が打ちづらくなります。


こういったことはドローヒッターの方には、ご理解いただきやすいのではないでしょうか?


適度な小顔だからでしょうか?


フェースもターンしやすく、自然に球がつかまります。


ラージサイズのターンしづらく、右に抜けていくようなドライバーとは全く性格の異なるドライバーだと思いました。


弾きが良くて、つかまりがいいです。


それに加え、適度な低スピン性能も持ち合わせていると思いました。


叩きにいっても吹き上がることなく、しっかりと前へ前へと押し進めてくれました。



操作性

『操作性』はなかなかいい感じでした。


球が自然につかまるので、余計な気を遣う必要がないのがいいな・・・。と思いました。


フェースが戻りきらず方向性が出しづらいということは全くありませんでした。


左右に曲げるのも易しく感じられました。


ただ、このように弾きのいいドライバーなので、できればあまり『技』を使うのではなく、自分の持ち球を素直に表現していくほうが自然で易しく感じられました。


私はフッカーですが、このドライバーはとても扱いやすくて易しく感じました。


球は自然につかまっていきやすいのですが、ちょっと逃がしたいときにも素直に反応してくれるので好感がもてました。



ヒール側

とにかく、弾道が強くて飛びという要素をたくさんもっているドライバーだな・・・。と思いました。


かなりパワフルな弾道です。



BALDO COMPETIZIONE 568 DRIVER

高性能なドライバーですし、かなり高級感があったので、おそらくヘッドだけでも高価なんだろう・・・。と思い、値段を尋ねてみたのですが、やはりその通りでした。


バルドにチープなイメージは無いですし、これまでも高級感がありましたが、このドライバーもこれまで通り、高価でした。


性能的には親しみやすいですが、金額的にはちょっと敷居が高いと思いました。



BALDO COMPETIZIONE 568 ドライバー

しかし、性能やこの質感などを考えると、決してコストパフォーマンスは低くないと思いました。


値段と掛け合わせて考えてみると『適正』といったところかな?と思いました。



BALDO COMPETIZIONE 568 ドライバー

性能の高さに加え、『精度の高さ』も価格に関わってくるのは仕方ないことだと思います。


全く同じモデルでも、『飛んだり飛ばなかったり』といったことになりにくいメーカーのひとつだと思います。


いわゆる『当たり外れ』が限りなく少ないメーカーだと思います。


かなり精度にこだわって作られているように感じられました。



BALDO COMPETIZIONE 568 ドライバー

バルドのドライバーを初めて試打したときも、よく飛ぶなぁ・・・。と思ったことをよく覚えているのですが、その伝統がずっと引き継がれているように思います。


大量生産できないからこその高性能があるような気もします。


バルドなので質感がいいのは当たり前ですが、それ以外にも飛距離性能の高さと扱いやすさが印象的なドライバーでした。


購買意欲が強く刺激されましたし、是非コースでも使ってみたいと思いました。


バルドに対する、私の好感度がまた上がりました。

                         
        

                         

コメント

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No title
遅ればせながら568の購入を検討しています。
最近はイオンスポーツHS787→カムイTP-07S Ver3と使っているのですが、イオンの後ではカムイでさえ大きく見えてしまいボールを捕まえにいくのが少し怖くて…。
今冬発売のEPON AK-26に期待していましたがシャローらしいので、小ぶりで初速が出る568が第一候補になっています。
次のドライバーに挿そうと思っているワクチンGW-77が販売終了になりそうなので、シャフトだけは入手しておこうと思います。
これからも地クラブのレビュー楽しみにしています。
568はいいですね!
クラブ好きリーマン様。こんばんは。
golfdaisukiです。
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。

568はとてもいいですね。
ヘッドだけでもかなり高価なので、なかなか購入できずにいるのですが、実際に試打してみて、とても気に入りました。

日本にはいいクラブがたくさんあるので、どうしても迷ってしまいますね。
しかし、それは贅沢な悩みといえるのかもしれないですね。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
お久しぶりです
交通事故で、腰を壊してからようやく今年ゴルフに復帰することが出来ました、もうゴルフは駄目かと諦めていましたが
後遺症もなく、ヘッドスピードが8程落ちてしましたがなんとか楽しめそうです

事故の時に、ピレッティのパター以外は全滅してしまったのでセットも様変わりしています
でもやっぱりバルドの小顔ドライバーはやめられず
このドライバーを入手しました。

シャフトはバシレウスのレジーロ50Sとソフトスペックですが折角なので46インチにして長いのにチャレンジしています
アイアンもバルド(簡単なクラブですが)、ウエッジもバルドにしてクリブ好き→バルド好きを楽しんでいるところです

体感トレーニングを頑張って、60-70グラム台のドライバーを打てるよう精進して行きたいと思います。

楽しい記事楽しみにしています、今後ともよろしくお願いします。
とても驚きました
クリブ好き様。こんばんは。
golfdaisukiです。ご無沙汰しております。

交通事故に遭われたそうで、とても驚くと同時に心配しております。

今年ゴルフに復帰することができたのはとても良いことだと思いますが、どうか無理をなさいませんよう、少しずつでも回復に努めていただきたいと思っております。

バルドを含め、今は素晴らしいクラブがたくさんありますが、まずはご自身のお体を一番に考えて頂きたいです。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。