Zodia Z921CC ドライバー

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2018年04月10日

Zodia Z921CC ドライバー

Zodia Z921CC ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは Zodia Z921CC ドライバー です。



Fire Express MAX Plus 6
シャフトは Fire Express MAX Plus 6 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は313gです。



正面
久し振りに出会った、ゾディアのドライバーです。


ゾディアはウェッジやアイアンのイメージが強いですが、ドライバーも以前試打したことがあります。


全身が黒で、シブいドライバーです。


一時期は多くのメーカーで、白いヘッドが多く見られ(もちろん今でもありますが)ましたが、最近は黒いヘッドも増えてきたような気がします。


黒という色は重そうな印象を与えるので苦手だ・・・。という方もいらっしゃると思いますが、私は逆にそれがいいです。


ヘッドに適度な重さがあって、放たれるボールも風に強い重たい球を打ちたいと、いつも思っているからだと思います。


風があっても無くてもオートマチック的に、ライナー系の重い球を打ちたいので、このドライバーの見た目は『どストライク』です。



側面
厚みのあるドライバーです。


シャロー系が多い中、このような厚みのあるドライバーも少しずつ増えてきたような気がします。


シャローに物足りなさを感じていて、ディープタイプを使ってみたいという方は、この形状はとても魅力的に見えるのではないでしょうか?


ディープタイプにはシャロータイプには無い、『厚みで飛ばす』というイメージが出しやすいです。


あくまでもイメージですが、フェース全体でボールを包み込んで、そこから一気に放出する感じ・・・。といったらいいでしょうか?


ボールをスイカに例えると、小さい風呂敷ではスイカは包めませんが、大きな風呂敷は確実にしっかりと包めるので、楽に持ち運びでき、近所にお裾分けできます。


ちょっと例えは違うかもしれませんが、これに近いイメージです。


この立体感と丸みを帯びた形状は懐かしくもあり、頼もしさを感じさせてくれます。


挑戦意欲も掻き立ててくれます。



ネック長さ
ネックの長さは、やや短めに見えましたが、今では標準といっていいように思います。


ヘッドも厚みがあるタイプなので、重心の高さが結構あるように見えます。


今は重心の低さをアピールしているといいますか、見た目で分からせているようなデザインのクラブがとても多いですが、このクラブは全く違います。


ちょっと前のクラブのような雰囲気があります。


この角度から見ていると、あの名器中の名器、EPON AF-101を思い出しました。


あのドライバーのヘッド形状に似ているような気がしました。


できることなら、見比べてみたい・・・。


もっといえば打ち比べてみたい・・・。


また出会うことができたら、どんなに幸せなことだろう・・・。


と思ったのですが、AF-101はもう生産されていないので、今では出会う機会がありません。


残念ではありますが、今日はこのドライバーを思いっきり楽しもう・・・。と思いました。



ソケット
ソケットには『Zodia』の文字がありました。


ゾディアファンの方にはたまらないのではないでしょうか?


ウェッジやアイアンにも、このソケットを使っておられる方もいらっしゃると思います。



ウェイト
ソールにはウェイトがひとつだけ配置されていました。


最近は結構小さめのウェイトが複数配置されていることもありますが、このドライバーの場合は、やや大きめのウェイトがひとつだけです。


六角レンチではなく、専用の工具を使えば簡単に取り外せそうです。


数字は刻印されていないので、重さは分かりませんでした。



フェース寄りの凹み
フェース寄り

トゥ側の凹み
トゥ側

ヒール側の凹み
ヒール側

ソールの『フェース寄り』と『トゥ側』と『ヒール側』の3カ所に、ちょっとした凹みが見られました。


これにはどのような意味があるのでしょうか?


単なるデザインではなく、おそらく大きな理由があるのだと思います。



トゥ側のギザギザ模様
トゥ側にある、この網目のような模様が結構目立っているのですが、これはおそらく特別な意味はなく、単なるデザインなのだと思います。


クラブの性能とは直接関係無いと思います。



フェース面のデザイン
フェース面がとても美しいです。


シンプルで、昔からあるオーソドックスなデザインです。


久し振りにフェース面で見とれてしまったような気がします。


今はフェース面のデザインも複雑化していますが、今でもこのようなシンプルなタイプが採用されているということは、それだけ理に適った優れたデザインなのだと思います。


フェース面はクラブの中で『唯一のボールとの接点』なので、このデザインだけで印象が大きく変わってきます。


このドライバーの美しいフェース面は、とても柔らかなフィーリングを想像させてくれました。


チープさや雑さは全くなく、すごく丁寧で美しいです。


こういったところにも、そのメーカーの印象を決定づけるところがあると思います。


雑な仕上げになっているクラブは今でも多く見られますが、そういったクラブは魅力が半減してしまいます。


『美』というのは、物理的な性能とは直接関係無いのかもしれませんが、同じ打つなら、このような美しいクラブで球を打ちたいです。


見た目が雑で製品誤差の大きいクラブだと、それに合うような雑なスイングになってしまうことがあるかもしれませんが、美しいクラブ・見ていて心がときめくクラブで球を打つときは、一球一球大切に打っていきたくなりますし、フィーリングを楽しみたいと思います。


ゴルファーはクラブに影響されることがとても多いと思います。


いい意味で、クラブに引っ張られることもあるのではないでしょうか?


クラブがゴルファーをいい方向へ導いてくれることは多いと思います。


少なくとも、私はそういった経験をたくさんしてきました。


私はたくさんの素晴らしい仲間たちに恵まれた幸せなゴルファーですが、たくさんの素晴らしいクラブに出会い、相棒に迎えることができた幸運なゴルファーでもあります。


その頼もしい相棒たちに私のゴルフライフを支えてもらいました。


その相棒たちのおかげで楽しい思い出がたくさんあり、今は感謝の言葉しかありません。


このドライバーの美しいフェース面を見ていて、そのようなことを考えていました。



セミディープタイプ
セミディープタイプのドライバーといっていいと思います。


シャロー全盛の今では、明らかにディープタイプになるのですが、昔のクラブをたくさん見ている私はディープというよりは、セミディープという言葉のほうが合っているように思います。


この独特の厚み感がたまりません。


ディープタイプを敬遠しておられる方もいらっしゃると思いますが、今は意外と打ちやすいディープタイプもありますし、逆にタフなシャロータイプもあるので、設計自由度の高いドライバーは外観だけでは分からないところがあります。


大切なのは、『手にしたら迷わず打て』です。



顔
とてもいい顔をしています。


クセのない、ビューティフルな顔です。


セミディープタイプのヘッドだと思いますが、こうして顔を見ていると、ディープというよりはシャローな印象のほうが強くなりました。


ヘッド後方が少し膨らんでいて、投影面積も結構あります。


バルジも綺麗です。


私の目尻はずっと下がりっぱなしでした。


易しさと自然な感じが両立できていました。


最近は(特にイージー系ドライバー)は、クセの強いものが多いように思うのですが、このドライバーにはそういったクセは全く感じませんでした。


自然な易しさがありました。


先日、Jean-Carlo JC501 というドライバーを試打し、そのドライバーの顔を見たときも『ツアーチャンプクアトロ』を思い出したのですが、今日も思い出しました。


このゾディアのほうが、よりツアーチャンプクアトロに近いように感じました。


今度機会があれば、見比べてみたいと思います。



カーボンコンポジット
光に照らすと、クラウンにカーボンのような模様が見られました。


低重心にする為に、カーボンが使われているのかもしれません。


クラウンにカーボンが使われているドライバーは、最近また増え始めました。


テーラーメイドやキャロウェイがすぐに浮かびますし、それだけ効果が高いのだと思います。


テーラーメイドの『ツートンカラー』タイプではなく、『ワンカラータイプ』です。


昔愛用していた、『PRGR TR-DUO』を思い出しました。


クラウンのカーボンコンポジットといえば『PRGR TR-DUO』は外せません。



振り感
素振りをしてみると、いい感じです。


タイミングも取りやすく、すぐに馴染むことができました。


今から、この美しくてカッコいいドライバーで球を打つことができるのかと思うと、嬉しくてたまりません。


ワクワクしてきました。


気持ちの昂ぶりを抑えられません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、いい感じです。


とても構えやすいです。


精悍な顔つきなのですが、尖った感じではなく、親しみやすさのある構え感です。


フェースアングルだけを見ていたら、結構つかまりそうな感じもするのですが、ヘッド後方が少し膨らんでいてシャロー感もあるので、フェード系のイメージも出やすく、それらが上手く相殺されているように感じました。


方向に対する不安も全く無く、落ち着いて構えることができました。


構えづらいと呼吸が浅くなったり、頭の中がモヤモヤしてきたりすることもあるのですが、今日は全く違っていました。


呼吸も深くとれたので肩の力が抜けてリラックスでき、頭の中は今日の天気のように晴れやかでした。


普通に『顔』として見ていたときよりも、こうしてボールを前にして構えて日光に当たったときのほうが、カーボンの模様がくっきりと浮き出てきました。


カーボンの模様が見えましたが、全く邪魔にはなりませんでした。


シャロー感があり、フェースもよく見えたので、球が高くあがりそうに感じました。


少しティを低くしたくなったので、低くしました。


最初見たときは『ディープ』の印象があったのですが、こうして構えてみると『シャロー』の印象のほうが強くなり、珍しいな・・・。と思いました。


ライナー系のイメージは出ず、打ち出しの高いハイボールのイメージが浮かんできました。


まずは細工をせず、このイメージのまま振り切ってみよう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


しっかりとした感じで、球の質感も感じられたのですが、硬いということはなく、むしろしっとりと馴染んでいく感じです。


ほんの一瞬『乗せる』感覚を味わうことができました。



打球音
『音』も、いい感じでした。


はっきりしていて、やや高めの音ですが、とても好感のもてる音です。


インパクトが緩むこともなく、しっかりと振り切ることができました。


当てにいくのではなく、気持ち良く振らせてくれました。


叩きにいってもストレスが残らない、はっきりした音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


特別あがりやすくなっているとか、すごくタフで『ドロップ球』が出やすいということもありませんでした。


構えたときに感じたままのあがりやすさでした。


フェースが結構上を向いているように見えたのですが、実際に打ってみても、その通りの弾道でした。


スインガータイプ向けではなく、明らかにヒッター向けのドライバーだとは思いますが、それほどタフなタイプではないと思います。


ハードルの高さで寄せ付けないような感じはありませんでした。


低いライナー系というよりは、『中高弾道』といったところでしょうか?



バックフェース
『安定性』も普通です。


シビアさは感じませんでしたが、今のオートマチック系の直進性と比べると、多少正直なところはあるように思います。


構えやすくて暴れる感じはしないので、ラインは出しやすいですし、球筋がブレにくいのがいいです。


いわゆる『易しさ』『曲がりにくさ』を追求して造られたドライバーではないと思いますが、決して気難しいタイプではなく、多くのゴルファーを受け入れる懐の深さのようなものがあるように感じました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。


キャリーもしっかり稼ぐことができましたし、球の勢いもいいです。


ヘッドの外観通りといいますか、予想していた通りのポテンシャルを発揮してくれました。


構えたときにシャロー感を感じましたが、結構振っていって飛ばしていきたいタイプです。


『叩けるシャロー』ドライバーです。



操作性
『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


美顔ではありますが、あまり操作したくないといいますか、自然な感じが合っているような気がしました。


もちろん曲げにくいということはなく、左右にも曲げることはできたのですが、できれば細工をせずに、自分の持ち球で勝負したいドライバーだな・・・。と思いました。


最近はつかまりのいいドライバーが増えてきましたが、このドライバーは逃がしやすくフェード系が打ちやすいです。


つかまり過ぎのドライバーに苦手意識をもっておられる方は、是非試してみられてはいかがでしょうか?



ヒール側
打つ前から、このドライバーのもつカッコ良さ・美しさに惹かれ、心がときめきました。


今ではそれほど多くない、『目で楽しめる』ドライバーです。


ウェイトはひとつだけありますが、調整機能は付いていないですし、とてもシンプルです。


そのシンプルさも、また魅力のひとつでした。



Zodia Z921CC DRIVER
高さは出していけましたし、タフなドライバーではないと思いますが、今のドライバーの特徴でもある『低スピン系』のドライバーだと思います。


スピン過多で飛距離をロスしておられる方は、今でもたくさんいらっしゃると思うので、そういった方々にも是非試していただきたいです。


主に海外メーカーに見られますが、『低スピン系のハードルの高さ』のようなものは感じませんでした。


外国人ゴルファーをターゲットにして開発されたドライバーではなく、あくまでも私たち日本人ゴルファーをターゲットにして開発された親しみやすさのようなものはあると思います。


ゴルフは勿論、スポーツに国境はありませんが、その国や地域によって、好まれるクラブの特性というものがあるような気がします。


私たちが住む日本は、世界で一番たくさんの優れたクラブに出会える恵まれた国だと思います(とはいっても海外のクラブ事情は全く知らないのですが・・・)。


それはたくさんの大手有名メーカーが充実しているということもありますし、地クラブメーカーのレベルの高さが大きな要因です。


メーカーの規模と性能や品質は比例しません。


規模は大手メーカーに敵わなくても、優れたクラブを造るメーカーはたくさんあります。


新興メーカーが多いのも、日本の特徴だと思います。



Zodia Z921CC DRIVER
今はたくさんのクラブに出会えるようになり、私たちゴルファーはその多くの中から、自分に合ったクラブを選べる時代になりました。


私がゴルフを始めたときとは比べものにならないほどの大きな違いがあります。


それはメーカーの数だけでなく、『質』と『性能』の向上もあります。


昔は今よりももっと『アタリハズレ』的なことがありました。


いいクラブとそうでないクラブの差が大きかったです、


でも今は違います。


全体的な底上げができています。


今の時代に、いいクラブを発表できないメーカーは自然に淘汰されていきます。


いいクラブがたくさんあるので、『自分の好きなクラブ』を選べばいいんじゃないかな?と思っています。


フィーリングなど、自分の好みや感覚で選ぶのが大切だと思います。



Zodia Z921CC DRIVER
このドライバーは性能的には特別秀でているという感じはせず、驚くようなことは無かったのですが、上手くバランスが取れているな・・・。と思いました。


まず何より『美』に優れ、目で楽しませてくれ、所有欲を満たしてくれます。


『易しさ最優先』というドライバーではないので、それほど大きな支持は得られないかもしれません。


このような厚みのあるタイプのドライバーを敬遠しておられる方もいらっしゃると思います。


叩くよりも、楽にボールをターゲットまで運んでいきたい・・・。という方もいらっしゃると思います。


しかし、『易しすぎるドライバー』に飽きた、物足りなさを感じる・・・。もっと骨太でカッコいいクラブを使いたい・・・。という方もいらっしゃると思いますし、そういった方には、このドライバーは魅力的に感じられるのではないでしょうか?



Zodia Z921CC DRIVER
久し振りに出会ったゾディアのドライバーですが、私は以前試打したモデルよりも、こちらのほうが気に入りました。


目で楽しめたのがとても大きいです。


私はゾディアのクラブを試打した経験がまだそれほど多くないのですが、カッコいいクラブを造るというイメージがまた強くなりました。


ドライバーはこのようにディープ系ばかりなのでしょうか?


今のニーズに合わせ、シャロータイプも用意されているのでしょうか?


詳しいことは分かりませんが、もしそういったタイプも用意されているのであれば、是非試打してみたいです。


このドライバーはとても気に入ったので、また機会があれば試打したいですし、コースでも試してみたいです。


このドライバーに出会えたおかげで、とても気分良く練習場を後にすることができました。


笑顔にさせてくれるドライバーでした。






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テーマ : ゴルフ - ジャンル : スポーツ

Tag : ゴルフクラブ 試打 感想 インプレッション ゾディア Zodia Z921CC ドライバー

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