テーラーメイド R11S ドライバー

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2012年02月10日

テーラーメイド R11S ドライバー

テーラーメイド R11S ドライバー  
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
テーラーメイド R11S ドライバー です。



Motore 60

シャフトは Motore 60 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は60g、トルクは3.4、バランスはD2.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は314gです。



正面

待望のR11の後継ドライバーです。


R11の愛用者の方はもちろん、そうでない方も、ニューモデルの登場を心待ちにしておられた方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


R11が登場したのも約1年前だったのですが、今回のニューモデルである『R11S』も当然ながら、すごく似通ったデザインになっています。


R11Sの『S』とは、どんな意味なのだろう・・・?と思っていました。



側面

昨年、ある意味最も衝撃的で、かつ新しい流行を生み出したのは、間違いなく『R11』だったと思うのですが、このドライバーも、そのいいところを上手く引き継いでいるように思えます。


メーカーとしては、すごく売れたクラブの後継モデルを作りたくなるのも解るような気がします。



ネック長さ

ヘッド自体の形状も、すごく似ているように感じました。


こうして見ていても、テーラーメイドというメーカーは、本当に『革新的』だ・・・。と思えてきます。


アイデアと、それを形にする技術の高さが、他のメーカーにはなかなか見られないところだと思います。



ヒール側のウェイト

ヒール側のウェイト

トゥ側のウェイト

トゥ側のウェイト

しかし、大きく変わっているのは、このヒール側とトゥ側に搭載されているウェイトです。


R11には見当たりませんでした。


このウェイトの効果というのは、これまでたくさん出会ってきているので、おおかたの予想が付くのですが、このR11Sというドライバーは、前のモデルのR11よりもさらに直進性を高めているのでしょうか?


R11自体、充分過ぎるくらい直進性が高かった印象があるのですが、それよりもさらに上を目指しているのかな?と思いました。


この2つのウェイトは、取り外せそうです。


自分の好みの重さのウェイトに交換することも可能なのでしょうか?


もし、そうだとしたら、まさに『至れり尽くせり』のドライバーだな・・・。と思いました。


こういった様々な工夫は、とても便利だとは思いますが、あまりにも便利過ぎる感じがしますし、それに慣れ過ぎてしまうことは、却って怖いことでもあるような気がします。



顔

やはり・・・。といいますか、白い顔は健在です。


白いヘッドだからこそ、R11シリーズといえるような気がします。


今年も昨年同様、白いヘッドが旋風を巻き起こすのでしょうか?


テーラーメイドは、これからもしばらくこのホワイトヘッドでいくのでしょうか?


そして、他のメーカーも追随していくのでしょうか?



白いグリップ
 
グリップも、やはり白でした。


こういったところも、前のモデルから継承されているところだと思います。


白いグリップは汚れが目立ちそうだな・・・。と思ったことを思い出したのですが、やはりしばらく使っているクラブを見ると、黒いグリップよりも汚れが目立っていました。


このグリップはとても柔らかくて握りやすいのですが、もし私が購入するとしたら、おそらくグリップを交換するだろうな・・・。と思いました。


しかし、『白』という色を全面に押し出しているクラブだと思うので、この白いグリップが正解なのだと思います。


シャフトも白いシャフトにリシャフトして、ウェアや帽子、シューズなど、全て『白』で統一してみたら、面白いかな?などと考えていました。



FACE ANGLE 調整パーツ

この特徴的なフェースアングルを調整するパーツも健在でした。


R11は三角形だったのに対し、今回は五角形になっています。



ネックの調整ビス

このネックにある、調整用のビスも前と変わらないように思いますし、他のメーカーのドライバーにも見られた部分だと思います。


やはり、今回のこのニューモデルは、ヘッドの違いを大きく求めて、『チューニングシステム』自体は、あまり大きくは変えないようにしているのでしょうか?


R11ユーザーの方にも、すぐに慣れ親しめるような配慮がなされているのかもしれません。



ネック部分の調整パーツ

今回は試打クラブということで、当然ながら『スタンダード』なポジションでの試打となりました。


できれば、色々と調整してみたかったのですが、それができなかったのが残念でした。


しかし以前、友人のR11を借りて、色々と調整してみたことがあったのですが、結論的にはスタンダードなままが一番打ちやすかった・・・。という経験をしています。


R11は、その細かなチューニングシステムがとても目立ちますが、それ以外のクラブとしての機能がとても高かったのではないかな?と思っています。


チューニング機能も素晴らしいですが、ヘッドの性能、そして白い色というのが、プロ・アマ問わずたくさんのゴルファーの支持を得られたのではないでしょうか?



振り感

素振りをしてみた感じは、


「ああ、こんな振り感だったな・・・。」


と思えてくるフィーリングでした。


初めてR11を試打したときを思い出したような気がします。


フレックスも『S』ということですが、それほど硬い感じはしませんでした。


しかし、すぐにタイミングを合わせることができました。


ハードなシャフトではないと思いましたが、それほど暴れる感じがしなかったので、特に不安に感じることはありませんでした。



構え感

ボールを前にして構えてみると、R11よりもヘッド後方が伸びているように感じました。


いわゆる『直進性』の高そうなヘッドだと思いました。


先ほどのヒール側とトゥ側のウェイトにプラスして、この形状にすることにより、更に直進性が増しているのだろうか?と思いました。


それほど大きく曲げるイメージは湧いてきませんでした。



シャローヘッド

こうして角度を変えてみても、やはりかなり後方が伸びているように思いますし、『シャロー感』が感じられます。


R11Sの『S』は、『シャロー』という意味なのではないか?と思いました。


R11自体も私の中では、『シャロー感』があったのですが、このR11はさらにその印象が強くなっています。


一昔前に比べ、今ではシャローヘッドのドライバーも、かなり性能がアップしているので、期待できそうだと思いました。


最近出会ったなかで、印象に強く残っている、高性能なシャローヘッドドライバーは『グランプリ GPプラチナ』と『ウィリアムズFW32』です。


このR11Sというドライバーはシャローヘッドらしく、あまり曲がりそうな印象がしなかったので、ある意味安心感をもたらしてくれるように思うのですが、あくまでも私の好みでいえば、前のモデルであるR11のほうが構えやすく感じられました。




試打を開始しました。

打球音

まずは、そのやや甲高い音が印象的でした。


『耳にくる』とか、インパクトが緩んでしまうような音ではないのですが、かなり高めの音が印象的でした。


しかし、違和感を感じるほどではなかったですし、これまでも同様の音をたくさん耳にしているので、驚くようなこともありませんでした。


周りが気になってしまうこともありませんでした。


この高めの音を耳にすると、『叩けている』と感じられる方も多いのではないでしょうか?


私の好みでいえば、もう少し抑えた感じの音のほうがいいですが、こういった音も充分にアリなのだと思いました。


この音は、R11と共通する部分だと思います。



フェース面

『打感』は、少し硬めな感じがしました。


最初の1球目はややタイミングが合わずトゥ寄りにヒットしてしまったのですが、そのせいで打感が硬いのかな?と思ったのですが、ある程度揃えられるようになっても、やはり少し硬めの印象でした。


手首を痛めそう・・・。とか、手がしびれてしまいそう・・・。といったマイナス的なことは感じなかったのですが、思わず夢中になって打ち続けてしまうような打感ではありませんでした。


『フィーリング』という意味では、あくまでも私のなかでは、前のモデルのR11のほうがつかみやすいと感じました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、ある程度予想していた通りの感じでした。


前のモデルのR11も、すごくあがりやすい印象がありましたが、このモデルも同様にとてもあがりやすくなっていました。


R11よりも極端に弾道が高くなっている・・・。とか、球が浮きやすい・・・。という感じは正直あまりしなかったのですが、イージー系のドライバーであることは確かなようです。


タフな印象は全くありませんでした。


R11を使っておられる方も違和感なく、このドライバーにチェンジできるのではないでしょうか?



バックフェース

『安定性』という点でも、やはり高いレベルにあると思いました。


正直いって、ここまで高くしないでも前のR11くらいまででちょうどいいのではないかな?と思うところもあったのですが、今はより高い安定性を求めておられる方がたくさんいらっしゃるので、メーカーもそれに応えたということなのでしょうか?


シビアな感じはしませんでした。


フェースが被っているようには見えませんでしたが、適度に球もつかまりやすい感じがしました。


ただ、フェースが返りやすい感じはしなかったので、フェースローテーションが多めな私には時々『プッシュ気味』に飛んでいくこともありました。


しかし、それほど大きなケガにはつながらない範囲で抑えていけるドライバーだと思いました。


左へつかまり過ぎないところが、私は安心できました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、前のモデルのR11がいい感じだったので、そのいい部分を上手く継承できているように思います。


R11では、少し左右のバラつきがでてしまった・・・。という方も、このドライバーの『まとめやすさ』から距離をロスを抑えていきやすく感じられるのではないでしょうか?


ヘッド自体の飛び性能が大きく向上しているとは、正直思わなかったのですが、このドライバーの『進化したイージーさ』が多くのゴルファーの支持を得られるのかもしれません。



操作性

『操作性』という点では、あまり曲げるイメージは持てなかったのですが、とりあえず左右に曲げてみることにもトライしてみました。


極端なフックやスライスは難しく感じられましたし、明らかに『オートマチック系』のドライバーだと思いました。


イメージしたラインから極端に大きく外れることはなかったのですが、変なクセのないドライバーなので、持ち球がドロー系の方は勿論、フェード系の方にも受け入れられやすいのではないでしょうか?


私はどちらかというと、R11のほうが親しみやすい感じがしますが、このドライバーも、また手にしてみたい・・・。と感じさせてくれる楽しいドライバーです。



ヒール側

私はR11を購入していないですし、私の経済的な面が大きな理由として、おそらくこれからもR11は購入しない(できない)ように思いますが、購入した友人の話によると、R11というドライバーは、その『チューニングシステム』というよりは、ドライバーとしての全体的なレベルの高さと『白いヘッドによる安心感』が大きいのだそうです。


その『代名詞』と呼べる、複雑なチューニング機能よりも、自分にマッチしたシャフトを挿すほうが、よりゴルフが簡単になるし、打ちやすくなる・・・。という至極もっともな意見を聞かせてもらいました。


持ち主が言っているのだから、なるほど・・・。と思えてきますし、彼はディアマナアヒナが挿さったR11をとても気に入っています。


ゴルフクラブは毎年モデルチェンジしていますが、必ずしも最新のモデルが最高とは限らない・・・。と、これまでたくさんのクラブに接して、強く感じています。


前のモデルの性能を少しでも上げようとしたり、目先を変えようとして、失敗してしまっているケースも少なくないように思います。


そういった意味では、このR11Sというドライバーが昨年のモデルであるR11よりも全てにおいて優れている・・・。とはいえないのかもしれません。


少なくとも物理的性能はアップしているようにも思うのですが、『フィーリング』という、なかなか数値では表せない部分がありますし、全体的に見ても、私はR11のほうが魅力的に思えてきます。


それは、このR11Sが劣っている・・・。というのではなく、全体的なバランスなどからそう感じてしまいます。


このドライバーは、これからも何度も目にすると思うので、また試打を楽しみたいと思いました。

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