THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

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2012年08月13日

THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は470gです。



正面

スリーラックのとてもシブいウェッジです。


何と言いますか、一目で高性能そうな感じが伝わってきます。


写真では小さくてよく見えないのですが、ヒール側には『RULE CONFORM PRODUCT 2010』と記されていました。


つまり、2010年から適用された新溝ルールに適合しているということを示しているのだと思いました。


今、新しく生産されるアイアンやウェッジは全て『新溝ルール適合』だと思うのですが、このようにクラブ自体にそれを記していることは、珍しく感じました。



側面

こうして見ていても、すごくシャープですっきりとした感じがします。


何と言いますか、余計な体脂肪がついていない感じです。


鋭い走りが持ち味のスピードランナーのような体つきだと思いました。


最近は『メタボ』とまではいかなくても、かなり大きさや太さ・膨らみを感じさせるアイアンやウェッジがあるなかで、このウェッジは必要最低限のものしか組み込まれていないように感じます。


私はこういったウェッジが大好きなので、とても好感がもてました。



CNC PROCESSING

『CNC PROCESSING』と記されていました。


どういった意味なのでしょうか?


何やら、とても素晴らしい技術が組み込まれていそうです。



ソール幅

ソール幅は、それほど広いとは感じませんでした。


ロフトが58度なので、サンドウェッジというように考えてもいいと思うのですが、最近のワイドソールウェッジとはちょっと一線を画すように感じました。


しかし、今はこのような幅のサンドウェッジもたくさん見かけるようになりました。


バンカーだけに的を絞って、全体的な敷居を低くするのであれば、もう少しソールが広くてもいいと思うのですが、よりアプローチに重点を置くのであれば、これくらいの幅がいいのかもしれません。


ただ、こうして見ていても、バンスはすごく効いていると思いました。


こういったところがサンドウェッジだな・・・。と思いました。



ネックの長さ

ネックも長めで、すごくいい感じです。


操作性が良さそうですし、スピンもよく効きそうです。


ウェッジやアイアンに限らず、ドライバーなどでもそうなのですが、私はこの角度から見るクラブに、いわゆる『色気』といいますか、『艶っぽさ』を感じるか、感じないか・・・。ということを区別しているのですが、このウェッジにはすごく感じます。


すごくいい雰囲気が伝わってきます。


打つ前から既に、こちらの意思を伝えやすそうな艶っぽさだな・・・。と思いながら見つめていました。



構え感

ボールを前にして構えてみても、かなりの『美顔』で、構えやすいと思いました。


『ティアドロップ系』の要素もありますが、どちらかといえば『日本顔』『和顔』といいますか、『丸型ウェッジ』といっていいと思います。


今は『ティアドロップ型』のウェッジが多いように思うのですが、私はこのような丸型のウェッジにもいい思い出がたくさんあるので大好きです。


重心距離も短そうですし小顔なので、すごくいいイメージをたくさん持つことができました。


このいいイメージはコースで緊迫した場面でも、すごく勇気をくれます。


違和感を感じるクラブでは、ミスする確率が高くなってしまいます。


私はグースが効いたウェッジよりも、このようにストレート系が好きなので、とても好印象でした。


最近は本当にいいウェッジがたくさんあるな・・・。と思いました。


ウェッジ(特にサンドウェッジ)が、私のなかで最も消耗が激しいクラブなので、いつも色々なウェッジに興味津々です。


こうして構えただけで、すごくいいインスピレーションが湧いてきました。




試打を開始しました。

スピン性能

まず感じたのが、その強烈なスピン性能です。


正直、驚きました。


ボールに『緩いスピン』が掛かっているのではなく、鋭くて速いスピンが掛かっている感じです。


これは『新溝ルール適合』ではないのかな?と一瞬思ってしまったのですが、だから敢えてメーカー側としても、先ほどの『RULE CONFORM PRODUCT 2010』という文字を入れて、このウェッジが『新溝ルール適合』であることを知らせてくれていたのだと思いました。


それくらい、スピン性能にはメーカーも自信があるのではないでしょうか?



THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

大手有名メーカーの大量生産されコストパフォーマンスの高いウェッジの殆どが、フェース面のスコアラインは『プレス方式』で行われている・・・。ということを以前聞いたことがあるのですが、このウェッジはとても手間が掛かっているように感じます。


一本一本丁寧に彫られている感じがします。


指で触ってみても、それほどエッジが尖っていなくて、『角溝』のような感じはしなかったのですが、すごくスピンが掛かることに驚きました。


最初は50ヤードの『ピッチショット』から始めたのですが、すぐに20ヤードくらいの『ロブショット』も行ってみました。


普通ロブショットといえば、『高さでボールを止める』ので、キャリーさせた後はコロコロと少しだけボールが前に転がっていく感じですが、今日はバックスピンが効いて、こちら側に戻ってきてしまうことに驚いてしまいました。


『角溝全盛』の頃は、こういったことはよくあったのですが、『新溝規制』がスタートして、こういった感覚を味わったことはありません。


しかし、何度やっても、ボールはキャリーしたところから、こちらに戻ってきました。


厳密にいえば、フェースを開き斜めに使って強くカットしているので、斜め後方に戻ってきている感じです。


勿論、練習場のマットの上からなので、余計な物が間に挟まれずにスピンが掛かりやすい状況にあると思うのですが、それでもこのスピン性能の凄さに驚きました。



指がよく止まる

フェース面を指でなぞってみたのですが、すごくいい感じで指が引っかかって止まります。


今流行の『ミーリング』は施されていないのですが、何故このようにスピンがよく効くのでしょうか?


溝も丁寧に彫られているようですし、フェース面自体も、何やら工夫が施されているようです。


他のメーカーのウェッジだと、指が滑る感じのするものが圧倒的に多いのですが、このウェッジは明らかに違います。


指が止まります。


その感じがボールに強烈なスピンを掛けているのでしょうか?


原口鉄也選手が使って、ブームに火が付いたフォーティーンの角溝ウェッジ(MT28)は一世を風靡しました。


私もノーメッキタイプを購入しました。


そのウェッジは、かなりエッジが立っていたので、ボールによく傷がついていました。


ボールの立場になって考えてみると、かなり痛そうだし、申し訳ないな・・・。と、思っていました。


しかし、このウェッジで打ったボールにはそんな感じはしません。


スピンはよく効いてくれますが、痛そうだな・・・。という感じはしませんでした。


ボールにも傷がつく感じはしませんでした。



フェース面

打感も軟鉄らしく、とても柔らかくていい感じでした。


ボールにしっかりと食いついてくれている感じがすごくします。


これまでの多くのウェッジは、何となく滑っていく感じがしないでもなく、またそこが良いところでもあったのですが、このウェッジはしっかりとボールにコンタクトしてくれていました。


『食いつき』がすごくいいですが、それが全く邪魔になっていません。


この打感だけで、ボールを目で追わなくても、だいたいどこに落ちたかが把握しやすいです。


シビアな距離感を求めていきたいウェッジには、是非もっていて欲しい『フィーリング性能』を、このウェッジは持ち合わせていると思いました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、標準的な58度のサンドウェッジというところで、特に変わったところはありませんでした。


普段通りの感覚で打っていくことができました。


58度なので、自然と高さが出てしまいますが、この高さに距離感を出しづらく感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


そういった方は、56度もラインアップされているそうなので、そちらのほうがいい感じをつかみやすいような気がします。


多少のグースでもあまり苦手意識を持ちませんが、かないきついグースが効いているものは難しく感じます。


そういった点で考えてみても、このウェッジは『ストレート系』なので、すごく親しみやすいですし、普段通りの感覚で打っていくことができました。



バックフェース

『安定性』という点でも、すごくいい印象をもちました。


普通に打っている限り、ブレる感じが全くしないので、かなりシビアにラインを絞ってボールを送り出していくことができました。


やはり構えやすくてフィーリングのいいウェッジというのは、自然とラインも出しやすくしてくれるものだな・・・。と思いました。


これまでの『名器』と呼べるウェッジと共通した部分だと思います。


かなり信頼できる感じがしました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、普段慣れ親しんでいる58度のウェッジらしいところだと思うのですが、最初のうちはやや距離感が合いづらい感じがしました。


それは『キャリーの距離感』ではなくて、『ランの距離感』です。


思っていた以上に止まり過ぎてしまいます。


ここまで感じるウェッジはなかなかありません。


いつもよりも、もっと突っ込んでいってもいいな・・・。と思いました。


『ランの計算』が最初のうちはなかなかできませんでした。


しかし、球数をこなしていくうちにだんだんと慣れていくことができました。



操作性

『操作性』という点では、かなりの高性能だと思いました。


バンスは効いていますが、フェースを開いても構えやすかったですし、色々な球を打つことができました。


明らかに『マニュアルタイプ』といえるウェッジだと思います。


私は他の、どの番手のクラブよりもウェッジの練習が好きですし、長い時間をかけます。


その殆どは『ゲーム感覚』といいますか、いかにターゲットに自分のイメージした通りにボールを運んでいけるか?という遊びを行っています。


板の上にボールを置いて、ゲームセンターなどでも見られる『ストライクアウト』のようなことをして遊ぶこともあります。


そういったゲーム感覚の練習を、このウェッジだとすごく楽しめそうな予感がしました。



ヒール側

このウェッジの優れているところは、何と言っても、その『スピン性能の凄さ』にあると思います。


新溝ルール非適合の昔のウェッジの感覚が懐かしい方には、是非試していただきたいウェッジです。


このスピン性能の高さでありながら、『ルール適合品』ということであれば、使わない手はないと思っています。


ひとくちに『ルール適合』といっても、その性能には雲泥の差があるのだと思いました。


その『性能の差』や『造るときの手間のかけ方』で値段が決まってくるのだと思います。


特別に素材が大きく変わっているということではないと思いました。


ウェッジの性能は『スピンが全て』だとは思いませんが、少なくとも今お使いのウェッジのスピンに不満を持っておられる方には、このウェッジのスピン性能の高さを実感していただきたいと思いました。



バンカー
 
練習場のマットの上からだけでなく、バンカーやアプローチグリーンでも試してみたのですが、そのスピン性能の高さは健在でした。


私はバンカーショットの練習をよくやるので、どうしてもフェース面の摩耗が激しくなり、仕方なくそのまま使っていることも多いのですが、それでも結構スピンを掛けていくことができました。


ボールを直接打たないバンカーショットは、フェース面の性能よりも、いかにボールを鋭く切っていけるか・・・。だと思っていました。


実際、フェース面が『つるつる』のウェッジでも、砂を切っていってボールにスピンを掛けていました。


しかし、このウェッジでバンカーショットをしてみて、改めてフェース面の性能も大きく影響してくるのだと思いました。


強いスピンが掛かって、イメージしたよりもボールが止まります。


バンカーショットでは、私はなるべく『強いエクスプロージョン』よりも、砂を薄くとって『スパッ』と切ってボールを止めていきたいタイプなのですが、このウェッジはそんな私の要求にすごくよく応えてくれました。


勿論、エクスプロージョンも簡単でした。


それは、このウェッジのバンスがよく効いているからだと思いました。


ただ、先ほども書きましたが、このウェッジは明らかに『マニュアルタイプ』といいますか、『操作性』が秀でているタイプだと思います。


使い手のイメージを反映させやすい反面、『オートマチックさ』はあまり感じられません。


バンカーショットが苦手な方は、このウェッジは少し難しく感じられるかもしれません。


バンカーでも色々な細工をするのではなく、まず『脱出』という方には、親しみづらいところがあるかもしれません。


そういった方には、フォーティーンの『D-030』のほうが大きな効果が期待できるように思います。



スリーラック SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

私にとって、かなり刺激的なウェッジでした。


見た目はとても美しくて、いかにも『標準的』なウェッジに見えていたのですが、こんなにすごい性能を持ち合わせているとは思いませんでした。


まさに『能ある鷹は爪を隠す』といったところでしょうか?


今は個性がなかなか感じられないクラブが多いなかで、このウェッジには強い個性を感じました。


しかも、その強い個性が『クラブの美しさ』を犠牲にしていません。


これまでたくさんのクラブを試打してきて、印象の強いクラブもあれば、そうでないクラブもあります。


そういったなかで、このスリーラックのウェッジは、私の心の中に強烈なインパクトを残しました。



THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

このウェッジが合いにくい方は、


1.今のウェッジのスピンで距離感が出しやすくて、満足しておられる方。


2.スピンが掛かり過ぎるウェッジは苦手だという方。


3.グースネックを好まれる方。


4.プロが使っていて、TVや雑誌でよく見かけるような大手有名メーカーのウェッジを使いたい方。


5.スピン性能などよりも、安価なウェッジを使いたい方(価格重視の方)。


ではないかと思いました。



THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

フェース面に特殊な加工が施されているのでしょうか?


他のメーカーのウェッジと比べても、少し『打球痕』が付きやすい感じがしました。


すごく気になるほどではないのですが、他のウェッジとはちょっと違った感覚でした。


ちょっと表現が合ってはいないのかもしれないですが、感覚的にフェース面に『鳥もち』がついていて、それにインパクトの瞬間、ボールがくっついて、それでしっかりとしたスピンが効いているような感覚を憶えました。


なかなかこういった感じのするウェッジはありません。


まさに新溝ルール適用後において、『最強のスピン性能』をもったウェッジだといってもいいのではないでしょうか?


今流行の『ミーリング』があったほうが、スピン性能が高くなるような気もしていたのですが、このウェッジのようにミーリングがなくても、しっかりとしたスピンを掛けていけるのだから、奥が深いと思いました。


後は、このスピン性能がどれだけ永く持続してくれるかだ・・・。と思いました。


特に私はバンカーやグリーン周りの練習が大好きなので、こういった『耐久性』ということをいつも考えながら練習しています。


相棒が疲弊してしまった姿を見るのが寂しくてたまりません。



THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

このウェッジは、他のメーカーのウェッジと比べても、やや高価ではありますが、その価値は充分に持ち合わせていると思いました。


コストパフォーマンスが低いとは全く思いませんでした。


むしろ、この鋭いスピンを手に入れられるのであれば、『お買い得』といってもいいのではないかな?と思いました。


大量生産され安価なウェッジもいいですが、このような高性能なウェッジには値段では計り知れない魅力があります。



THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR TB WEDGE

『スピン性能』が、このウェッジの一番大きな特長だと思うのですが、それ以外にも『構えやすさ』や『打感』『操作性』『ラインの出しやすさ』『ボールの拾いやすさ』『フェースの開きやすさ』など、かなりの分野でハイレベルです。


私は数年前から特に大手有名メーカー以外の、いわゆる『地クラブ』と呼ばれるメーカーのクラブに魅了されているのですが、今日もそんな一日でした。


スリーラックは老舗メーカーで昔から有名ですし、『地クラブメーカー』とはいえないのかもしれません。


しかし、今日は大手有名メーカーではなかなか見られない高性能で、造るのに手間のかかったウェッジに出会ったような気がします。


こういったクラブならば、こちらの思いも伝えやすそうです。


今日は、このウェッジに魅了され、ずいぶんと長い時間楽しんでしまいました。


購買意欲もすごく強く刺激されましたし、またこのウェッジに出会いたいと思いました。


そして、このウェッジにはいわゆる『ノーメッキタイプ』もあるそうなので、是非そちらも試してみたいと思いました。


『超極上』のウェッジに出会った一日でした。

THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR WS WEDGE

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Tag : ゴルフクラブ 試打 感想 インプレッション THREE LUCK SDJ PRO GROOVE D-TOUR

コメント

No title

相変わらず、楽しく試打日記を拝見させて戴いております。

以前、X-BLADE707でご意見を頂きまして有難うございました。
その後、707は高くて手が届かなかったのですが、ある日とても綺麗なX-BLADE703を見つけ、中古ですが購入して練習に励んでいたのですが、不注意で手首を傷めてしまいフルスイング出来なくなったので、アプローチの練習をすることにしました。
アプローチウェッジやサンドウェッジを買いに、703を購入したお店に行くと店員さんから「703と重さがピッタリで、お買い得のウェッジがある」との事で「クリーブランドの52度と58度」を購入して打ってみると、柔らかくて気持ちの良い打感で、一発でウェッジが楽しくなりました。

さて、ここでまた初心者の質問なのですが、手首が治りフルスイングで52度だと100ヤードほど飛ぶのですが、58度はフルスイングで60~70ヤード飛びます。 70ヤード以内は、サンドウェッジだと思っている58度で、振り幅を変えながらアプローチに使っても問題無いのでしょうか? 先輩方はアプローチウェッジで寄せるんだと教えて下さるのですが、アプローチウェッジだと思っている52度で寄せたほうが正しいのでしょうか? 場合によるのかも知れませんが、golfdaisuki様のお時間のある時で結構ですので、教えて頂ければと思います。

ちょっとボルテージが上がり気味(勝手な想像ですが・・・)の記事に感化されコメントさせて頂きました。
宜しくお願い致します。

AWのほうが易しいと思います

ヘレネー様。こんばんは。golfdaisukiです。
ご無沙汰しております。

また、手首を傷められたそうで、心配しております。
手首のケガは結構長引いたりすることもあるので、どうか無理をなさらないでいただきたいと思います。

さて、今回はアプローチの方法(ウェッジの使い方)についてのご質問を頂戴しておりますが、これは人によって、ある程度個性といいますか、好みが分かれるところだと思います。
なるべく一本のクラブで対応していきたい方。
残りの距離や状況において、クラブを色々と使い分けていきたい方。

私はどちらも正解だと思います。

振り幅を変えながらアプローチに使っても問題ないか?とのご質問ですが、これは正直申しまして問題ありません。
『こうしなければならない』ということはないのです。
あくまでも攻め方や戦術はプレイヤー本人が決めることです。

ただ、振り幅を変えながら距離感を出す・・・。ということは思っている以上に難しく感じられないですか?
これはかなり練習を積まないと、なかなか習得しづらいのかもしれません。

おそらく、ヘレネー様はピッチショットを多用されたいようですし、キャリーを出して、なるべく短いランでピンにピタッと寄せていきたい・・・。と考えておられるのではないでしょうか?
勿論、その方法も確かにあるのですが、毎回毎回ピッタリと距離感を合わしていくことは上級者でも難しいと思います。
ボールの置かれている状況や前方にハザードなどの障害がある場合はピッチショットや場合によってはロブショットをする場合もありますが、そうでなくて、普通に開けている場合は、なるべく『ボールを低く出す』のが正解です。

高く出すよりも、低く出すほうが距離感は断然合いやすいです。
足(ラン)を使っていったほうが、ピンに寄る確率はグッとアップしますし、運が良ければそのままカップインすることもあります。

今お使いの58度のウェッジはおそらくSWというカテゴリーでいいと思うのですが、SWはご存じの通り、元々バンカーで使うクラブです。
それをプロなどがアプローチでも多用するようになって、アマチュアにも浸透していったように思うのですが、AWとSWのどちらが易しいか?成功の確率が高いか?ということにおいては、私はAWだと思います。

グリーンが近くなると、どうしてもロフトの大きいウェッジで寄せたくなりますが、それは必ずしも正解ではないのです。
むしろ、ロフトが立ったクラブのほうが易しいのです。

『アプローチは落としどころが大切』ということは既にご存じだと思いますが、その落としどころが近ければ近いほど、そのアプローチの成功確率は高くなりますね。

SWのピッチショットでキャリーとランの比率を、例えば『8:2』だとすると、
AWのピッチエンドランでは『5:5』
7番、あるいは8番アイアンでのランニングアプローチでは『3:7』

などといった具合にご自身の『法則』といいますか、『距離感』をつくるのです。
それは練習で習得するしかありません。
とにかく、この感覚を習得しないとアプローチはなかなか上手くいきません。
大まかにいってしまえば、アプローチはボールの落とし場所を決めて、いかにそこに落としていくか・・・。ということに尽きると思っています。
『落とし場所が全て』といっていいのだと思います。

ヘレネー様の先輩方が仰っているAWで寄せる・・・。というご意見には私も賛同します。
それと、今はウェッジの表示がロフトで表示されることが多くなり、そのウェッジの名称が解りづらくなっていることもあるかもしれないですね。
ロフトが52度のウェッジは一般的に『AW』と呼ばれているので、そのクラブで練習を重ねられてはいかがでしょうか?

SWで寄せるよりもAWで寄せたほうが易しいですし、成功率も上がります。

SWで振り幅を変えられることも有効な方法ではありますが、これはかなり練習を積まれないと、なかなか難しいかもしれません。
プロでもそうですが、上級者と呼ばれる人たちも、グリーン周りでは、結構ロフトの立ったクラブで寄せているものですよ・・・。
58度のSWよりも、56度のSWのほうが易しいと感じられる方はとても多いです。
ロフトが寝ているクラブというのは、加減をするショットでは結構難しいものです。
『芯』に当てることも難しく、コースでは『ザックリ』なども増えてしまいやすいクラブです。

ピッチショットでは寄る確率もそれほど上がりませんし、そのままカップインということは殆ど期待できません。
しかし、ピッチエンドランやランニングアプローチでは、寄せることは勿論、そのままカップインが結構な確率で期待できます。
『チップインバーディ』を、ヘレネー様はこれからキャリアを積まれることによって、たくさん経験されると思います。

ヘレネー様はまだゴルフのキャリアが短い方なので、どういった方法がいいのかが、まだ把握されづらいところがあると思われます。
それは仕方のないことです。
キャリアを積んでいくことによって、みんな自分なりの『法則』とか『物差し』を作っていくのです。
それには大きな個性がありますし、みんな長い時間をかけて、少しずつ自分のものにしているのです。

実際にラウンドしていても、ひとつの状況で複数通りの攻め方があります。
しかし、その成功確率の最も高いショットを選ばられるのが、スコアアップの近道だと思います。

もし、将棋をなさるのであれば、ご理解いただけると思うのですが、将棋には『寄せは俗手で』という格言があります。
それは奇をてらった方法ではなく、簡単で解りやすい方法で相手の玉を詰ませるということです。
これはゴルフにも言えると私は思っています。
一番易しい方法が一番優れているのです。

そのキーワードは『なるべく低く打ち出す』『できれば転がす』ということです。
ボールのキャリーをなるべく短く、クラブ(ヘッドの動き)がなるべく小さいほうがスイングの再現性もアップしますね。

以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
毎日毎日とても暑い日が続きますが、お互い熱中症には充分注意をして、ゴルフをエンジョイしてまいりましょう!

それでは失礼いたします。

No title

早速のお返事ありがとうございます。

おかげさまで手首は半年かかりましたが完治しました。ご心配ありがとうございます。

丁寧なコメントを頂いて、まるでアプローチの本を一冊買ったような気分になっております♪ フワッと上げてピタッとピン手前で止めるのがアプローチだと思っていましたが、転がす方法もあるのですね。

一度読んだだけでは理解出来ないところもあるので、頂いたコメントを何度も繰り返し読んで、身につけたいと思います。

それでは、golfdaisuki様も体調を崩さぬようスタミナをつけて残暑を乗り切ってくださいませ。

今回もご丁寧にありがとうございました。

アプローチの練習を増やしていってください

ヘレネー様。こんばんは。golfdaisukiです。

毎日暑い日が続きますが、アプローチの練習をどうかたくさん行っていただきたいと思います。
そうすることによって、ご自身で色々と気づかれることが増えてくると思います。
それはコースでも役立ちます。

私がいつも利用している複数の練習場には、アプローチグリーンやバンカー練習場などが併設されていて、私はそこで長い時間を過ごしています。
暑さが厳しくても、私はそこでとても楽しい時間を過ごしています。
ドライバーなどロングショットの練習も楽しいですが、小技の練習は集中の度合いがまるで違いますね。

ヘレネー様はとても上達志向の強い方だとお見受けしますし、これから益々レベルアップしていかれることは間違いないと思います。

もし、まだ変なクセ(といったら失礼かもしれませんが)、『無垢の状態』でしたら、ゴルフスクールに通われるなど、是非レッスンプロに習われることをお勧めしたいと思っています。
そのほうが回り道をしなくて済むので、上達の近道だと思います。
勿論、教えてくれるプロによっても、違いは当然あるのですが・・・。

私の体調にお心配りをいただき、ありがとうございます。
おかげさまで、少しずつ食欲も回復してきております。

夏バテを解消できそうです。
やはりバランスの良い食事とこまめな水分補給、適度な睡眠が欠かせないですね。

ヘレネー様が、これからどんどんレベルアップしていかれることを楽しみにしております。
ゴルフは上手くなるのに、際限の無いスポーツです。

いくら極めたつもりでも、『これでいい・・・。完璧だ・・・。』ということは決して無いスポーツです。

これからもお互い、この奥が深いゴルフをずっと楽しんでまいりましょう。
それでは失礼いたします。

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