マグレガー レッドターニー ユーティリティ

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2012年08月19日

マグレガー レッドターニー ユーティリティ

マグレガー レッドターニー ユーティリティ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
マグレガー レッドターニー ユーティリティ です。



RT-201UN

シャフトは RT-201UN です。

ロフトは19度、クラブ長さは40インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は59g、トルクは3.6、キックポイントは中調子、バランスはD1、クラブ総重量は355gです。



正面

マグレガーのとてもカッコいいユーティリティです。


先日、同じシリーズのドライバーを試打したのですが、今日はユーティリティです。


どちらにも共通していえることは、とても『気品がある』ということです。


『難しい』とか『易しい』ということは別にして、まずはプレイヤーを『本気にさせてくれる』クラブが魅力的に思えてきます。



Red TOURNEY

レッドターニーという名前ですが、それほど『赤』が目立ったデザインではなくて、むしろ本格的な『黒』が目立つシブいデザインです。



側面

以前も書きましたが、『マックテック』もリーズナブルで親しみやすく、とてもいいクラブだと思いましたが、昔からのマグレガーのイメージとは違う方向にいったように思います。


他のメーカーのように『ブランド化』させていって、違う方向性のクラブを確立していったほうが良かったのかもしれません。


私たちパーシモン世代はマグレガーというと、やはり『憧れ』とか『高級』というイメージがずっとありますが、それを知らない世代の方々は、違うイメージをもっておられるようです。



ネック長さ

ネックの長さは、今のクラブのなかでは、かなり長いほうだと思います。


ロングネック=上級者用

ショートネック=アベレージ用


とは一言では言えないと思いますが、何となく『本格派』という雰囲気が漂っています。


ドライバー同様、このレッドターニーシリーズは『昔の古き良き時代』に戻ってきているのでしょうか?



マグレガー レッドターニー ユーティリティ

ゴルファーがクラブを選ぶ基準として、ひとつは『敷居の低さ』があると思います。


とにかく『球があがりやすい』『球が曲がりにくい』というクラブを購入したい・・・。という思いがあるように思います。


次に『値段』があると思います。


これは特にビギナーの方に多いように思うのですが、まだ始めたばかりだし、とにかく安くて購入しやすいクラブを買い、ある程度腕を上げてから、もっといいクラブを購入したい・・・。という方。


ゴルフを続けていると、クラブに対して、ある程度のこだわりが生まれてくるものですが、まだそのようなこだわりがなくて、とにかくクラブを揃えておきたい・・・。と思っておられる方。


今は様々な情報がたくさんあるので、大きな間違いをすることは少なくなったように思うのですが、私がまだビギナーだった頃は、とにかく情報が少なかったので、『買ってみなければ解らない』というところがありました。


それに今は昔に比べ、本当にクラブの質が良くなりました。


そういったことを考えてみても、マグレガーの『マックテック』は、その時のゴルファーの嗜好を上手く捉えていたように思います。



MacGregor Golf Red TOURNEY UT

しかし、この『レッドターニーシリーズ』は、それほど『敷居の低さ』も感じさせないですし、価格的にもそれほど安そうな感じはしません。


いかにも『本格派』という感じがします。



ウェイト

このウェイトがとてもよく目立っています。


店員さんに聞くと、やはり交換できるのだそうです。


もし出来れば、色々と交換しながら試打してみたかったのですが、この試打クラブには予備のウェイトが付属されていないのだそうで、もしまた機会があれば、ウェイト交換にチャレンジしてみたいと思います。


ドライバーのウェイトが交換できるようになって数年が経ち、その時はとても画期的なシステムだな・・・。と思ったのですが、今はユーティリティまで交換できる時代になりました。


すごく便利な時代になったと思う反面、ゴルフクラブはいったいどこまでゴルファーにとって易しくなっていくのだろう?と思いました。


それには素晴らしいアイデアと、それを形にする技術や工夫が必要なのだと思いますが、一旦『雛型』ができてしまえば、あとはそれを応用するだけなので、それほど難しいことではないのかもしれません。


マグレガーはテーラーメイドなどに比べ、それほど『先進的』だとは思いませんが、昔からのファンをたくさん獲得しているところが大きな強みだと思います。



顔

顔はとてもいい感じです。


すごく絞り込まれていて、スマートな感じがします。


ユーティリティにも、色々な形がありますが、このレッドターニーは『半月型』に近い形状だと思いました。


今のユーティリティは本格的な物でも、少しグースが効いているものが多いと思うのですが、このユーティリティは、今ではちょっと珍しい『出っ歯型』だと思いました。


出っ歯型に苦手意識を持っておられる方も少なくないと思いますし、グースが強く効いているほうが易しいイメージを持ちやすい方もいらっしゃると思います。


しかし私個人的には、こういった出っ歯型は昔から慣れ親しんでいるので、とても好感がもてました。



振り感

素振りをしてみた感じは、思っていた以上に『タフさ』がありませんでした。


外見的には本格的な感じなので、かなりずっしりとした造りになっているように思えたのですが、実際はそれほどでもありませんでした。


それは主に装着しているシャフトが主な要因だと思いました。


もう少し重さがあってもいいのかな?と思いました。


ただ、こういった『軽量感』を感じるユーティリティのなかでは、割としっかりとしているほうだと思います。


振っていても、それほど頼りない感じはしません。


やはり『マックテック』とは、大きくイメージの異なるクラブだと思いました。



構え感

ボールを前にして構えてみると、何と言いますか、すごく『ナチュラル感』を感じました。


余計な工夫が感じられず、すっきりとしているので、『雑味』の無い構え感だと思いました。


ヘッド後方がそれほど伸びていないので、球があがりづらそう・・・。と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。


『直進性』が弱そうで曲がってしまうかも・・・。と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、私はこういった『マニュアル感』が感じられるクラブには好印象をもちます。


自分の球筋を出していきやすいクラブには、安心感があります。


形がとても整っていますし、フェース面もよく見え、球を拾いやすそうで、弾道も自然と高くなっていきそうに感じました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は何と言いますか、とても軽い感じがしました。


打つ前はもう少し弾く感じを予想していたのですが、意外なほど『ライトな感じ』でした。


『球の重さ』を感じさせるというよりは、『抵抗感』のない打感だと思いました。


こういった打感には昔から慣れ親しんでいるので、『いつも通り』の感覚で打っていくことができました。



打球音

『音』はとても静かでした。


どう表現していいのか解りませんが、何となく存在感を『感じさせない』といいますか、『消せる』感じの音だと思いました。


いくら打っても、球が飛んでいくばかりで、音で周りの打席の方に、存在感を知らせない・・・。といった感じをもちました。


いわゆる『ヒッター向けクラブ』の音だと思いました。


音によって躊躇することなく、気持ちよく最後まで振り切っていくことができました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、今のUTのなかでは、結構タフなほうだと思いました。


重量自体はそれほど重くないのですが、誰が打っても球が自然と高くなる感じではありません。


高弾道ではなく、明らかに中弾道といえる高さだと思いました。


ちょっと前の『ツアステ』のUTとイメージが少し被りました。


出っ歯形状のせいか、球は拾いやすいと思ったのですが、自然に浮いてくれる感じではなく、どちらかというと、ややライナー系で押していける感じの弾道だと思いました。


グースネックでシャロー形状のUTを好まれる方には、やや合いづらいかもしれません。


勿論、ソールに組み込まれているウェイトを交換すれば、もっと印象も変わってくるのかもしれません。


今日は『7g』のウェイトが付いていたようですが、もっと重さの違うウェイトに変えれば、弾道も変わってくるように思います。


今は、こういった機能のあるクラブのおかげで、昔のように鉛をたくさん貼ることがなくなりました。


貼っても、ほんの少しだけで、何枚も重ねて貼って厚みが出てくるほど貼ることはなくなりました。


すごい進化だと思います。



バックフェース

『安定性』という点では、ややシビアだと思いました。


ミスに寛容なクラブではないと思います。


ある程度、打点を揃えていかれる方のほうがマッチしやすいと思います。


ただ私は、これだけのシビアさのあるクラブならば、全体の重量がもう少しあったほうが易しくなるように感じました。


ヘッドのシビア感とクラブ全体の重量感のアンバランス感を感じてしまいました。


軽くてシビアなクラブというのは、本当に難しいものです。


できれば、スチールシャフトで試してみたいと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、まずまずだと思いました。


決して劣っている感じはしませんが、何が何でも遠くへ飛ばしていく・・・。というタイプではありません。


反発力もそれほど強く感じなかったですし、『飛び最優先』のUTではないと思います。


『少しでも遠くへ飛ばす』というよりは、明らかに『ある程度狙って飛ばす』というタイプだと思いました。


ある程度ヘッドスピードのあるヒッタータイプの方にマッチしやすいクラブだと思いました。



操作性

『操作性』という点では、予想していた通りでした。


UTはアイアンに比べ、それほどインテンショナルなショットを打つことは少ないクラブですが、とりあえず左右に曲げてみたりしました。


構えやすいクラブだったので、イメージしたラインに曲げていくことはそれほど難しいとは思いませんでした。


ただ、シャフトが私にはちょっと難しく感じられました。


慣れるまで、ある程度の球数が必要だと思いましたし、少し親しみづらい部分を感じました。



ヒール側

元々のマグレガーらしい、かなり本格的なユーティリティクラブだと思いました。


ソールに大きなウェイトが組み込まれているので、かなり『易しさ優先』のクラブかと思っていたのですが、実際はそうでもありませんでした。


ある程度の『タフさ』が感じられましたし、クラブがプレイヤーに求めるものも、ある程度あるような気がします。


ゴルファーによって、かなり好みが分かれると思いますし、決して幅広い層をターゲットにしたクラブではないと思います。


メーカー側も、ある程度ユーザーを絞って、どんなタイプの方に使ってもらうか・・・?ということを明確にイメージしているような気がします。



MacGregor Golf Red TOURNEY ユーティリティ

とてもいいクラブだと思ったのですが、何故か私はあまり購買意欲が刺激されませんでした。


ここに大きな不満がある・・・。ということは全く無かったのですが、どうしてなのか、私のテンションは上がりきらずにずっと一定のままでした。


違和感や不安感などは感じなかったのですが、もうひとつ気持ちがノリきれませんでした。


毎日の厳しい暑さのせいで、なかなか食が進まず、ソーメンやざるそばなどのあっさりした物ばかりを食べているせいか、ややスタミナ切れなのではないか?と思いました。


こんなコンディションでは、このクラブに失礼だと思ったので、もう少しスタミナのつく物を食べて、もう一度しっかりと試打を楽しんでみたいと思いました。

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コメント

UTのFPについて

Golfdaisuki様、いつも楽しく拝読させていただいております。小生もUTのFP値については多少の持論を持っております。多くのUTはアイアンの流れでグースネックが安心感醸し出せるようですが、ドライバーもFWもグースネックのクラブは見かけません。UTをFWの延長線で考えるか、アイアンの延長線で考えるかにもよりますが、小生はUTはあくまで「見事なまでにウッドとアイアンの中間」と位置付けています。タイではユーティリティークラブの事を男性と女性の間を意味する「カトゥーイ」と呼びます。まさしく的を得た呼び名だと関心しています。アゴの出たUTは一見使いにくそうに見えますが、シャフトをアイアン用で組み込めば球筋は安定することを経験しました。グースネックのUTはシャフト選定が難しい(FW用シャフトを使うケースが多いのでは?)と思います。最近のUTは試打していないので食わず嫌いの面多々あろうかと思いますが、アゴの出たUTに重めのアイアン用カーボンシャフトや軽量スチールシャフトを組んで見ると「おやっ?」と思える組み合わせに出会えることがあるかもしれません。

いつもありがとうございます

Toshi様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

私もUTはウッドとアイアンの中間的なクラブだという認識をもっています。
ただ、私はアイアンが好きなタイプなので、コースではなるべくアイアンを使用しています。

ユーティリティクラブのことをタイでは『カトゥーイ』と呼ぶのだそうですか・・・。
全く知りませんでした。
とても勉強になりましたし、仰るとおり、的を得た呼び名だと私も思います。

Toshi様はユーティリティにすごくこだわりをお持ちですね。
そして、とても感性の鋭い方だとお見受けしました。

クラブは『顔』つまり、『見た目が大事』だと私は思っていますが、やはり色々な組み合わせを試してみたいですね。
Toshi様が仰るように、思いもかけないような『ベストクラブ』が組みあがることも充分考えられますね。

この度はたいへん興味深いコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございました。
とても楽しく読ませていただきました。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。

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